トマト🍅の追肥をしてみました。
本日のトマトたちの様子はこちら↓ 朝方観察してみると、トマトの葉のふちにトマトが吸い上げた水が水滴となって付着する葉水がついていました。人によっては「いつ液」といったりもするようです。↓


私たちが学生の頃は、葉に付く葉水の量で水やりの量が多いか少ないかを判断するように教えられてきましたが、最近ではトマトの体内にカルシウムや糖分が不足した時に水分の吸収が活発になり、余った水分が大量に吐き出されるといった説もある様です。
植物体内の糖分の多くは光合成によってつくられるのですが、今年は梅雨入りがかなり早く光合成が活発に行えないのも原因かもしれません。
花の様子も観察してみました↓


絶好調の時のトマトの花の色と比べると、少し黄色が淡いような印象をうけます。また、果枝が短いようにも感じるのですが、これらの症状はカリウム欠乏が原因の事が多いようです。
そこで今回は液体肥料と塩化カリウムを使って追肥をしてみることにしました。↓
まずは塩化カリウムです↓

ホームセンターで200-300円程度だったと思います。この塩化カリウムを下の写真のようにトマトの株元に細長い棒を使ってあけた深さ20㎝程度の穴の中に指先で2-3つまみ程度入れていきます。↓

穴に塩化カリウムを入れ終わったら、今度はこの穴に液体肥料を流し込んでいきます。肥料は水に溶けないと植物に吸収されないものが多いので追肥後に適度な水分があることは大切です。
今回はネイチャーエイドと言う液体肥料を500倍に薄めたものを使ってみました。↓
ネイチャーエイドはトウモロコシ100%を原料にしており、アミノ酸態の窒素を含んでいるのですが、このアミノ酸態の窒素には、化学肥料などに多く使われている無機態窒素などと比べて、より素早く植物に利用されるという特徴があることから、肥料切れの植物に速やかに栄養補給をしたいときにはピッタリの肥料だと思います。

↑塩化カリウムを入れたすべての穴に恐らく1穴500ml程度の液体肥料を流し込みました。株元の穴にも、同じように500ml程度の液体肥料を流しこみました。
ちょっと畝の中の水分が多くなり過ぎたかもしれませんが、これからどうなって来るか楽しみです 笑💪
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