今日は皮の赤いジャガイモ、
アンデスレッドを収穫してみることにしました。
現在の様子はこちら↓

アンデスレッドはジャガイモの中でも栽培期間が長い品種で、同じ日に種イモを植えたインカの目覚めやシンシアは茎葉が1週間ほど前に枯れてしまい、収穫したのですが、アンデスレッドは上の写真のように青々としています。
茎葉がもう少し枯れあがるまで収穫したくないところなのですが…↓

一番端で育っていた株が上の写真のようにここ数日で急激に枯れあがってしまったので急遽収穫をすることにしました。
おそらく青枯れ病なのではないかと思い、切り取った茎を水につけて観察してみました。青枯れ病の場合は茎に含まれる菌糸が切り口からうねうねとにじみ出て、水の中に白くよどんで見えるのですが、そういった変化は見られなかったので、どうやら青枯れ病とは違うようです↓


ちなみに青枯病はジャガイモやトマトなどナス科の野菜がよく感染する病気で、茎や葉が青々とした状態のまましなびれて、やがて枯れてしまう病気です。特に気温、湿度ともに高くなってくる梅雨の時期には発生しやすくなります。青枯病に効く農薬は非常に少なく、一度発生してしまうと、完治させることはほぼ困難です。
現在のところ、バリダシン液剤5がジャガイモ(馬鈴薯)の青枯病に効く農薬として登録されています。↓
おそらく、先週すぐ隣に植えてあったインカの目覚めを掘った際に、スコップなどで根を傷つけてしまい、そこから何かの病気に感染したのかもしれません。
時期的に病気がすぐに広がってしまいそうなので、早めに収穫することにしました。↓


もう少し収穫量が多いのではないかと思ったのですが、まずまずの量を収穫することが出来ました😊↓写真は10株分の収穫量です。↓

しばらく日光に当てて乾かして、土を払ってもって帰りました。
前回作付けた際には、そうか病と言うジャガイモの肌がガサガサになってしまう病気がかなり多かったのですが、原因と思われる石灰の量を減らしたおかげなのか、そうか病にかかっているジャガイモがかなり少なくなっていました!
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