6/20 トマトの様子 脇芽取り

トマト🍅

6/20 トマトの様子です。

こちらはオレンジ千果↓

オレンジ千果はその名の通り果実がオレンジ色に着色する品種で、果実はオレンジ色の色素のカロテンによって着色しており、通常の赤色トマトの場合まずオレンジ色の色素のカロテンが先に生成され、その上に赤色色素のリコピンが生成されて赤色になったところを収穫するのですが、オレンジ千果の場合リコピンよりもカロテンの生成の方が早いため、他の赤色品種のミニトマトよりも早めに収穫できそうです。

こちらはフルティカです。↓

↑こちらはカロテンの生成期が終了して、リコピンによる赤色着色モードに入り始めたようです。こちらも明後日ごろには収穫できそうです。

↓天気が良く、傷口も早く乾きそうだったので脇芽取りも行いました。↓

トマトの場合、28℃を超えると、生育に必要な肥料分、特に微量要素を吸い上げにくくなってくるのですが、近ごろは気温も高く、光合成もあまり活発に行えないせいか、成長点付近の葉も黒紫のような色になって、少し不健康な色になってきました。↓

こちらは成長点がややカルシウム欠乏を起こし始めているようです。一説には、梅雨など日照量が少ない時期になると、光合成が活発に行われなくなり、成長点付近に消費しきれなかった窒素が滞まり、細胞壁を構成するカルシウムやホウ素などの吸収が妨げられるために発生しやすくなるそうです。症状としては、成長点付近の葉が退色したようになり、酷くなると、ライターの火で軽く葉先をあぶったようにチリチリとした枯れ症状が現れます。下の写真はまだ初期症状です。↓

前回の記事はこちら↓

6/18 トマトにカラス除けを設置

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