6/9 この日はトマトに水やりをしました。

雨の日にトマトに水やりをしていると、「雨の日ばかりなのに水やりって必要なの?」と声をかけられることが多いのですが、実はほとんどのトマト農家さんは、量は少ないながらも雨の日でも水やりを行っています。
雨水が振り込まないハウスの中なので、行うという事もあるのですが、一番の理由としては、雨の日でもトマトは水を吸い上げている事が理由の一つです。吸い上げていると言うことは、土の中の水分は少しずつですが、じわじわとなくなっていることになります。
さて、ここで水やりをしないと問題が発生するのは雨の日が続いた後に突然晴れの日がやってきた場合です。大抵の場合、トマトは水を急激に吸い上げようとします。しかし、雨の日の間に水やりをしていないと、土の中は水が少ない状態となっています。当然水が足りなくなったトマトはしおれ始めます。ここで慌ててて水やりをすると、この与えた水をトマトが急激に吸い上げるので、この吸い上げた水で果実が急に水で膨れることになり、収穫前のトマトの果実が割れてしまう、裂果と言う現象が起こりやすくなります。
私の場合は栽培にマルチを使用していて、直接地面に水が浸透しないので、雨降りと言えど、数日たつと、株元の土が薄っすらと乾燥した状態になって来ることがあります。下の写真はちょっと程度が軽いです。↓

与える水の量がポイントなのですが、あまり多すぎても過湿になりすぎてよくないので、写真のように株元の土が乾燥し始めていたら、コップの水2-3杯程度の水を与えるようにしています。↓

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